新型コロナウイルス感染症集団感染について
そらいろデイサービスにて集団感染が起こった経緯と今後の対策に関して報告させていただきます。
1月18日(火) 午前勤務の職員Aが、夜に発熱。
1月19日(水) 職員Aが早朝に病院にて新型コロナウイルス感染症の陽性と診断される。
→ 会社に電話があり、午後に保健所から連絡が入る予定とのこと。
→ 介護施設には、『 ※1濃厚接触者なし』とのコメントが保健所を通じて感染者Aより連絡がある
午後より、 1月19日(水)に出社した職員、利用された利用者様の抗原検査を行う。全員計20名が陰性。
1月20日(木) 休業。1月19日の同時刻だけでなく、当日にいた職員、利用者様21名のPCR検査を実施。
→ PCR検査21名全員が陰性(当日の結果報告)
1月22日(土) 小さな規模で営業再開。デルタ株の可能性もあり、全週に職員Aに関わった利用者様、職員14名のPCR検査を実施。
→ PCR検査14名全員が陰性(当日の結果報告)
1月24日(月) PCR検査35名陰性の結果を受けて、営業再開。
1月25日(火) 職員Bから午後3時に病院にて陽性と検査されたと報告があり。(22日、24日勤務)朝発症。
→ 夕方に25日利用のの利用者様、従事した職員全員に17人に抗原検査実施したところ3名の陽性を確認(利用者様1人、職員2名)
1月26日(水) 休業
1月27日(木) 休業 (PCRセンターにて職員の検査)
1月28日(金) 休業 個別にお伺いし,PCR検査キットにて島田の検査センターにより、利用者様10名、職員4名の陽性を確認
2月10日(木) 営業再開
最初の感染者と25日の感染した3名の感染までの経緯となります。
職員A 18日(火)午前のみ勤務(8:30〜12:30) 18日夜発症 19日午前陽性確認(施設へ電話の報告)
職員B 18日(火)勤務なし(休み) 19日(水)抗原検査陰性 22日(土)PCR検査陰性 25日(火) 午後3時ごろ陽性発覚 (施設への電話の報告)
職員C 18日(火)午後のみ勤務(午前中勤務なし) (12:30〜17:30)19日(水)抗原検査陰性 20日(木)PCR検査陰性 25日(火)夕方抗原検査にて陽性発覚 (報告を受けて検査)
利用者様A 18日(火)終日利用(9:15〜16:30)
最初の感染者と同じ日、同じ時間に仕事をしていなかった職員2人が感染していたという事実を踏まえると謎が多く履歴を作り保健所等と相談してまいりました。
(職員Aと接点を18日にあった利用者様Aは、最後まで発症せず、ご家族をも感染させなかったということもあり(送迎車内も感染がなかった)疑問が残ることがありました)
しかしながら、すべての事実を受け止め、今回の集団感染への責任を持つためにも弊社HPにて報告させていただきたいと思います。 20日(木)PCR検査陰性 25日(火)夕方抗原検査にて陽性発覚 (報告を受けて検査) 発症なし
『 ※1濃厚接触者なし』について
最初の感染者職員Aが感染した際の保健所のルールが多少変更があったとのこと。
1月15日まで 濃厚感染者の可能性を 家族だけでなく細かいヒアリングをして可能性を報告
1月16日から 保健所の報告する『濃厚接触者』は家族のみに限定となり、会社は濃厚接触者なしとしています。
新型コロナ感染症が世界中に猛威を震い、恐怖に落としいれたこの2年間は、感染症対策のために職員に多くの負担を課し、可能な限りの対策を施してきました。30分おきのドアノブ、手すり等のアルコール消毒などや食事時の間仕切りなど、換気、除菌(アルコール洗浄、次亜塩素酸による加湿)などとなります。しかし、多くの反省すべき点も確認されています。基本的なマスクの徹底(不織布マスクの徹底ではなく、布マスクなど使う職員など)、そして除菌など少しでも懐疑的になれば問題点と指摘せざるおえない点です。このことは職員に通達し、新たな業務やルーティンを増やさせていただきました。
そして『濃厚接触者なし』という保健所からの言葉を まだ蔓延防止が適用されていないタイミングに素直に受け入れてしまった(当然相談の上)ことに猛烈な反省を込めて家族よりも濃厚な接触があることが前提の介護サービスという事実を省みると『濃厚接触者なし』という杓子定規な判断や指定をも疑い、翌週まで休業をすべきだったと考えるに至っています。
『濃厚接触者なし』であっても、2度と同じ様な判断をする事業所がないことを祈り、静岡市には休業中の最中にメールを都度送っています。その後の判断は多少変わってきたのではと期待したいのですが。
改めて、いつどこで感染されているかわからない感染症である以上、できるだけ早い発見を目指す行動を行いながらも、より健全で今まで培った施設の魅力を失わない組織として運営をしたいと考えます。改めて感染症回避の難しさなどを報告させていただきながらも対策を練り、事業を再開、継続をしていく所存です。また、職員の提案から、専門的な知識をもった方のチェックと指導をいただくこととなっています。
特に早期発見にて副次的な感染を回避するために、アラート付の非接触型体温計(飲食店設置型)にて時間を問わず検温を行う職場環境にて業務を行う予定です。
今後、弊社の運営の問題点など見受けられることがありましたら、その都度ご指摘をいただけたら幸いです。
多くのご指摘がデイサービスのサービス向上につながると信じ、教訓から学びに変え、健全な運営に返させていただきたいと思います。
『そらいろデイサービス』管理者
岩﨑眞也
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